claponの心の旅路

大好きな和泉宏隆さんの音楽を追いかけて西へ東へ奔走する旅の様子を綴ります。

2021年のライブまとめ!

今年がこんな1年になるとは思っていませんでした。

今年こそ和泉さんのライブの皆勤賞を狙っていたのですが、まさか旅立ってしまわれるとは。それからいろんなことがありすぎました。

SNSのつながりで、他の人と気持ちを共有できて、いろんな情報も交換して、なんとか今年を乗り切ることができました。

今年の後半は太田剣さんのライブを中心に、いろんなライブに行くことができました。いろんなライブで和泉さんの曲もたくさん演奏してくださったので、とてもうれしかったです(*‪´∀`‬*)

今年はなんだかんだで78本のライブを聴きました。そのうち、和泉さんのライブは18本!皆勤賞!(*‪´∀`‬*) 配信ライブは7本でした。

来年もライブに行けるといいな。

ご一緒してくださったみなさんありがとうございました! 来年もよろしくお願いいたします!


•*¨*•.¸¸☆•*¨*•.¸¸☆

1/6 ホット・コルネッツ@赤坂Bフラット
1/7 k.a.t.@柏 Nardis
1/10 深井克則、高橋ゲタ夫 、岩瀬立飛ラテンジャズトリオ@学芸大学 珈琲美学
1/11 【配信】"KALTA" lrilive(大槻"KALTA"英宣、宮崎隆睦、鳥越啓介、白井アキト)@六本木 キーストンクラブ東京
1/13 マイケル・ブレッカー・トリビュート@赤坂Bフラット
1/16 太田剣カルテットfeat.和泉宏隆@御茶ノ水 NARU
1/19 ギャラクシーア@赤坂Bフラット
1/31 和泉宏隆ロピアノ@本厚木Cabin
2/12 【配信】福原みほ×鳥山雄司×近藤康平「画と奏でる夜」
2/13 太田剣カルテットfeat.和泉宏隆@御茶ノ水NARU
2/19 和泉宏隆アノトリオThe Water Colors@横浜Dolphy
2/25 宮崎カポネ信義「テンダリーズ4」@赤坂Bフラット
2/27 【配信】T-SQUARE ”YEAR-END SPECIAL 2020” in TOKYO 配信ライブ
2/28 ラテン変遷アラカルトリオ@キーストンクラブ東京
3/7 太田剣&和泉宏隆Duo@横浜Dolphy
3/19 和泉宏隆アノトリオThe Water Colors with 太田剣@六本木CLAPS
3/24 【配信】東原力哉以外のNANIWA EXPRESSライブ配信(1日目)
3/27 THE SQUARE Reunion -Fantastic History- @モーションブルー横浜 (1st&2nd)
3/28 THE SQUARE Reunion -Fantastic History- @ビルボードライブ大阪 (1st&2nd)
4/3 THE SQUARE Reunion -Fantastic History- @ブルーノート東京 (1st&2nd)
4/4 THE SQUARE Reunion -Fantastic History- @ブルーノート東京 (1st&2nd)
4/10 【配信】和泉宏隆 Live from Home Vol.2
4/24 和泉さんSolo Duo Sessionライブ@水戸Girl Talk
4/25 太田剣カルテットfeat.和泉宏隆@御茶ノ水 NARU


5/23 T-SQUARE@Zepp Yokohama
5/25 テンダリーズ4@赤坂Bフラット
5/27 【配信】太田剣ニューアルバム発売記念ライブ 〜Tribute to 和泉宏隆〜@御茶ノ水 NARU
6/3 PYRAMID featuring MIHO FUKUHARA "A Tribute to Hirotaka Izumi" CROSS OVER NIGHT@ブルーノート東京 (1st&2nd)
6/4 PYRAMID featuring MIHO FUKUHARA "A Tribute to Hirotaka Izumi" R&B NIGHT@ブルーノート東京 (1st&2nd)
6/15 ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ directed by エリック・ミヤシロ with special guest 村治佳織ブルーノート東京
6/19 小曽根真@ブルーノート東京
7/3 本田BAND@ビルボードライブ横浜 (1st&2nd)
7/9 k.a.t アルバムリリースライブ@キーストンクラブ東京
7/12 小野リサ@ブルーノート東京
7/15 ギャラクシーア@赤坂Bフラット
7/18 太田剣カルテット@御茶ノ水 NARU
7/23 ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ directed by エリック・ミヤシロ with special guest 小野リサ@ブルーノート東京
7/29 安藤正容Farewell Tour T-SQUARE Music Festival@Zepp Namba
8/7 安藤正容Farewell Tour T-SQUARE Music Festival@LINE CUBE SHIBUYA
8/12 TMC week (ゲスト: PYRAMID)@ザ・プリンス パークタワー東京
8/17 DEZOLVE featuring 本田雅人@ブルーノート東京
8/20 本田雅人B.B.Station@ブルーノート東京 (1st&2nd)
8/21 本田雅人B.B.Station@ブルーノート東京 (1st&2nd)
8/29 太田剣&松本圭司Duo@御茶ノ水 NARU
9/9 ギャラクシーア@赤坂Bフラット
10/2 Casiopea 3rd@ブルーノート東京
10/9 渡辺貞夫@ブルーノート東京
10/10 太田剣カルテット@キーストンクラブ東京
10/12 小野塚晃×新澤健一郎 Duo@水戸Girl Talk
10/16 かつしかトリオ@かつしかシンフォニーヒルモーツァルトホール
10/23 T-SQUARE alpha@ブルーノート東京 (1st&2nd)
10/24 T-SQUARE alpha@ブルーノート東京 (1st&2nd)
10/30 太田剣・西嶋徹 Duo@成城学園前 Cafe beulmans
10/31 山本真央樹 アルバムリリースライブ@ブルーノート東京 (1st&2nd)
11/10 鍬田修一 Marveling Big Band アルバムリリースライブ@Cotton Club
11/12 小倉良のAll that Music! ゲストPYRAMID@つくばカピオホール
11/17 Shiho 20th Anniversary Special Live "Music & Life"@ブルーノート東京
12/4 太田剣カルテット@御茶ノ水 NARU
12/5 太田剣ソロ@横浜桜木町 Dolphy
12/6 ラテン変遷アラカルトリオ@戸越銀座 旬菜料理あかだ
12/13 【配信】則竹裕之・須藤満スペシャルセッション " NORI-SUTO after 35 years "
12/15 ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ directed by エリック・ミヤシロ with special guests 渡辺香津美増崎孝司[DIMENSION]、小沼ようすけ@ブルーノート東京
12/24 T-SQUARE alpha@神戸 チキンジョージ
12/25 Casiopea 3rd@名古屋 ボトムライン
12/26 Casiopea 3rd@心斎橋 BIG CAT
12/27 是方博邦 Rocket Jam@京都 RAG
12/31 T-SQUARE alpha@日本橋三井ホール

小倉良のAll that Music! ゲストPYRAMID@つくばカピオホール

PYRAMIDの鳥山雄司さんと神保彰さんがゲストで出演されるイベントがあり、つくばに聴きに行ってきましたー!

会場を待ちながらわくわく! かなりの人が待ってらっしゃいます(^ω^)
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どの席からもステージが見やすくてよかった! 真ん中あたりに陣取りました。今回は鳥山ファンのお友達も一緒なのでさらに楽しい(*‪´∀`‬*)
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作曲家・音楽プロデューサーの小倉良さんが司会で、毎回いろんなゲストを呼んで音楽の話をし、ミニライブをされるんだそうです。

去年は鳥山さんと和泉さんがゲストで出演される予定でしたが、コロナ禍で中止に。そして和泉さんが急逝し…ということで、聴けず残念だった(´・ω・`)
今回は鳥山さんと神保さんがお2人で出演されます。


小倉さんの呼び込みでお2人がステージに登場し、まずはお2人のプロフィールを紹介しながら、楽しく会話が始まりました。小倉さんと鳥山さんは松田聖子さんのプロデュースで100曲近く一緒に作られたんだとか。仲いいんですねー(^ω^)


お2人の音楽との出会いの話になり、鳥山さんはお父さんが進駐軍のベースキャンプでギターを演奏していらっしゃったもののプロは諦めたので「息子は絶対にギタリストにさせる」と思ってらっしゃったそう。「0歳からウクレレを持たされていたんですよー。他のおもちゃは禁止されていて、ガラガラとかも音感が悪くなると言って一切使わなかった」というので、すごい英才教育だな!と驚きました(^ω^)

神保さんはグループサウンズジャッキー吉川とブルー・コメッツ)を聴いてドラムに興味を持ち、お茶碗を箸で叩いていたら、親が「この子はドラムの才能があるかもしれない」と思って、中1のときにドラムセットを買ってくれたところからドラム歴が始まったそうです。でもすぐに飽きてしまって、しばらくドラムから離れていたけど、ラジオから流れてきたボブ・ジェームスさんのFeel Like Makin' Loveを聴いて感銘を受けて、ドラムに本格的にのめり込むようになったんだとかー!

「高校時代にFeel Like Makin' Loveを叩けるドラマーがいるというので一緒にやってみたら、完コピでびっくりした!」と鳥山さんがおっしゃっていました。


今回のトークのテーマは「グルーヴとアンサンブル」だそうで、まずはグルーヴとは何かという話になりました。「直訳すると溝ですが、どうして音楽でグルーヴというんでしょうか?」と神保さんに聞くと、神保さんは「諸説あります」といいながら、「サッカーボールとかはコロコロと均等に転がりますが、アメリカンフットボールラグビーのボールは均等ではなく、ぐるんぐるんぐるん…とリズムが溝を刻みつけるように転がります。それが四分音符のグルーヴなのではないかと思います」と説明してくださり、実際にドラムを叩いて実演してくださいました。まずはグルーヴのない均等なビート、続いてグルーヴがあるビートを演奏してくださり、四分音符の強弱とビート感がすごくて、なるほどこれがグルーヴかとわかりました!
鳥山さんもそれに加わろうとしたら音が出ないトラブルがありましたが、すぐに問題は解決して、2人でグルーヴのある渋い演奏をしてくださって素敵だった(*‪´∀`‬*)


続いてはアンサンブルについて。鳥山さんが「アンサンブルとはたとえば僕の代表曲であるこの曲だと…」といってiPhoneを出してきて、The Song of Lifeをかけてくださり「これはオーケストラバージョンなので壮大ですが、これをソロギターで弾こうと思うとアンサンブルが重要になります」といって、実際に演奏してくださいました。メロディとベースとハーモニーを1人で演奏されるので、そのアンサンブルが大切というお話でした。なるほどー。

それではお2人のアンサンブルを聴いてみましょうということで、ギターとドラムでカバー曲(タイトル失念💦)を演奏してくださいました! 渋かっこよい(*´ω`*)


そのあとはPYRAMIDの話になり、学生時代に一緒に音楽していたけど、鳥山さんが学生時代にセルフプロデュースアルバムでデビューしたのを皮切りに3人がそれぞれに活躍し始め、20年くらい会ってなかったころ、慶應高校の同窓会で何か演奏してほしいと依頼されて、それなら一戦で活躍しているメンバーを集めようということで、和泉さんと神保さんに声をかけたそうです。神保さんは都合が合わなかったそうで、鳥山さんと和泉さんが2人で演奏したら、思いのほか楽しかったので、これはバンドとしてやろうということになり、O!kay Boysができたんだそうです! 始まりの話を詳しく知らなかったので、話を聴けてうれしかった(*‪´∀`‬*) それにしてもさすが豪華なライブ…

「和泉くんがいなくなってしまったけど、今日はハードディスクで和泉くんを連れてきました」とおっしゃるのでもう涙がうるうるになってしまいました🥺 うれしい…


いよいよPYRAMIDのライブ!

まずは何の曲かな…と思ったらGolden Landでした♪
和泉さんのピアノ〜!😭と涙があふれ出ます。とっても素敵だったー(*‪´∀`‬*)

続いてはNight Stream。神保さんのタイトなドラムがかっこいい。

MCで、Night Streamは当時Ustreamが流行っていたのでそれから名前をつけたとおっしゃっていました。「そういえばあの頃にPYRAMIDのレコード制作の様子を配信したら、視聴者の数が日本一になったよね!」とおっしゃっていました。私はその頃のことを知らないので、見てみたかったなあ(*‪´∀`‬*)

ちなみにGolden Landはタイ航空のイメージソングとして書いたけどコンペで落ちたらしいよーとおっしゃっていました。なるほどー、タイのイメージなのか!

続いては、Seed of Hapinessでした♪

神保さんが「僕の曲を2曲も選んでくれてうれしい」とおっしゃっていましたが、ギターがメロディをとる曲を中心に選んだそうです(^ω^)

聴いてるとまさに幸せの種でハッピーな気持ちになりました。

神保さんにとっての幸せの種はお孫さんだそうです。「孫が机をバンバン叩く様子に非凡な才能を感じる」「ベビーザらスで子供用のドラムを見つけたけど、今度買ってみようかな?」とおっしゃっていたので、英才教育するのかな(^ω^)


続いては、D'accord!
この曲をライブで聴ける日がくるとはー! なかなか演奏されるのが珍しい曲なのでうれしかったです!

鳥山さんが「この曲はもともと『PYRAMID』というタイトルだったんだけど、バンド名をどうするかと話し合ったときに、神保くんは『O!kay Boysのままでいこう!!』と言って、僕と和泉くんはうーん…となって考えていたら、じゃあこの曲のタイトルから『PYRAMID』にする?という案が出て、バンド名になったんですよー」とおっしゃっていて、そんな話が聞けてお得だ〜(*‪´∀`‬*)と喜びました。


そしてアンコールでもう1曲!
Whenever You Wantでした! 豪華で楽しい気持ちになるー! 鳥山さんのソロではギターを弾きまくってらっしゃってかっこよかった!


すばらしかったー!
和泉さんのパートになると目をつむって聴きましたが、和泉さんがピアノを弾いている様子がまぶたの裏にありありと浮かんできて、和泉さんが目の前で弾いてくれている!と感激して涙があふれました!
.˚‧º·(இωஇ)‧º·˚. 感激…!!


貴重なお話がたくさん聴けて、和泉さんの音も聴けて、とっても幸せでしたー。゚(゚´ω`゚)゚。 感涙…

楽しかったです!


鳥山さんはギターを計4本持ってきていらっしゃいました。神保さんのドラムはシンプルに!
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<セットリスト>
Golden Land
Night Stream
Seed of Happiness
D'accord!
Whenever You Want

終演後は友達と宴会〜! 鳥山さんや和泉さんのことを語れて楽しかった(*‪´∀`‬*)♪♪♪
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和泉宏隆ライブ@韓国ソウルLG Arts Centerの映像が公開されました!

和泉さんが2006年10月に韓国ソウルで和泉宏隆ソロ名義で開催したライブの映像が公開されました! 和泉さんにとってもエポックメイキングになった重要なこのライブの様子を聞くことができてうれしい…(*‪´∀`‬*)!

遠い固定カメラだけなので、映像は小さいですが、音はとってもいいですねー!

内容もボリュームたっぷりなので、今夜じっくり聞こうと思います(*‪´∀`‬*)

11/30までの期間限定公開だそうです!

HIROTAKA IZUMI CONCERT at THE LG ARTS CENTER, SEOUL KOREA, OCT.1, 2006

韓国語でMCしている様子を聞いて心和みます(^ω^)


このときのパンフレットを譲っていただいたので持ってますー! いろんなことがびっしり書いてあって中身が気になるー! Google翻訳にかけて読もう!

汚れてるわけではなくて、こういう印刷です。
写真は載せてませんが最後にはSagaのピアノソロ楽譜付き! 韓国のプロモーターの方の熱意を感じますねー(*‪´∀`‬*)
アップするサイズをいつもより大きめにしたので、この写真から文字が読めますか?

翻訳アプリを通して、なんとなく意味を推測しながら訳してみます。

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T-SQUAREの数々の名曲を残した日本最高のメロディーメーカー

ジャズ、ポップ、クラシック、ニューエイジを融合したアコースティックピアニスト『和泉宏隆』のデビュー30周年記念コンサート

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仲間がいるから…

和泉宏隆がその長年の音楽への旅路を幸せに歩んでこれたのは、それを一緒に支えてくれた仲間がいたからだった。 その仲間には、まずT-SQUARE時代のパートナーだった安藤正容、伊東たけし則竹裕之らがいる。 このうち、安藤正容と伊東たけしは今もT-SQUAREで活動しており、最近32枚目のフルアルバム『Blood Music』をリリースして来韓公演を行った。また、最近PYRAMIDという名で集まった和泉宏隆の竹馬の友2人を外すことはできない。 PYRAMIDはCasiopeaのドラマーだった神保彰、ギタリスト鳥山雄司と集まって作ったグループだ。 3人は高校、大学時代に一緒に音楽をしていた仲。 最高のミュージシャンになろうと約束した彼らがそれぞれの旅に出てその約束を果たし、その後再び会ってグループを結成し、『Pyramid』というアルバムを昨年リリースした。3人の友人の個性が色濃いアルバムを聞いていると、彼の音楽の旅程は決して寂しくなかったことに気づく。 今回の来韓公演に参加する友人たちは新しい顔だ。 ドラムに板垣正美、ベースに村上聖、ギターに榊原長紀らだ。 板垣正美は2003年2月、三味線の米国ツアーに参加し、米倉千尋白鳥英美子Baby Booなどの公演でスティックを握った経験がある「サイドマン」だ。 2001年にT-SQUAREのメンバーとして韓国を訪れた村上清は、エリック・ミヤシロビッグバンドのメンバーだけでなく、他の様々なバンドで活動している。 アコースティック·ギタリストの榊原長紀もやはり、他の友人たちと同じく傑出したセッションマンだ。村上聖と榊原長紀は昨年、「Melodica」というデュオグループを結成し、同名のアルバムを発表した。

10月1日、韓国の舞台で

高校時代からプロのジャズミュージシャンの道を歩み、今年でデビュー30周年を迎える和泉宏隆を記念した祭典が韓国で開かれる。 和泉の来韓を望む声は多かったが、T-SQUAREのメンバーとして、または放送局の番組に招待される形としてだったので、ひたすらファンは失望するしかなかった。 遅ればせながら初の単独コンサートを開く和泉を迎えるのをファンは楽しみにしている。日本最高のサイドマンたちで構成された心強い援軍と共に韓国を訪れる和泉宏隆は、T-SQUARE時代やソロデビュー後のオリジナルだけでなく、イム·ヒョンジョンの「愛は春雨のように、別れは冬雨のように」などの韓国歌謡を新たに編曲して聞かせてくれるという。 この曲は昨年韓国で発売されたベストアルバム『Sweet Memory』の中で彼が韓国ファンのために新しく収録したものである。 日本人のサービス精神を我々も見習うべきだ。 今回の公演はバンドと一緒に公演するという点も目を引く。 「公演は当然ソロコンサートだろう」という予測が幸いに外れた。 どんな音楽がどのように演奏されるのか楽しみだ。すべての条件は完璧に整った。準備は万端だ。焦らずに落ち着いて和泉を待てる忍耐心さえあればいい。 今年の秋の夕暮れはさらに豊かになるだろう。 和泉のピアノは、倉本裕基、佐佐木功、渡辺雄一とは明らかに違う何かを持っている。 「クラシックではなくジャズをベースに形成されたニューエイジ」という音楽的分析は、あまりに適していないようだ。それは感性の違いだろう。 T-SQUAREの中でも和泉は自分のフィーリングを失わず、むしろ育ててきたのだ。 ピアノが、音楽が。 メロディーがこの惑星の人々の心をどうゆさぶるかを知っているピアニスト、和泉宏隆。10月の最初の日、秋が耳で感じられるその日がまさに彼に会える日だ。 30年という歳月の結晶をその目で感じることができる日でもある。

出典/クォン·オギョン/ジャズ·コラムニスト(プラウド9月号記事抜粋)

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プロフィール

和泉宏隆 ピアノ

1958年東京都生まれ、4歳からクラシックピアノを、6歳でウクレレを習い始めた。 中学時代からキーボーディストとしてロックバンドで活動し、高校時代にビル·エヴァンスと出会い、ジャズピアニストの道を歩むようになった。 高校時代からクラブでピアノを演奏しながらプロミュージシャンへと足を踏み入れるようになる。 ビッグバンド、スタジオミュージシャン活動をしながら多様な経験を積んだ後、1982年フュージョンバンド「THE SQUARE(現T-SQUARE)」に入ってから、キーボーディストだけでなく作曲、編曲に至るまで才能を広げるようになる。 1998年に脱退するまでに30枚以上のアルバムを制作し、バンド活動を行うと同時に、1988年には初のリーダーアルバム『AMOSHE』、97年にソロピアノアルバム『Forgotten Saga』を発表した。 その他のアーティストのアルバムやTV、ゲーム·ミュージックなどに曲を提供したり、編曲·プロデューサーを担当した。T-SQUARE脱退後、1999年に自身のオリジナル曲と日本の唱歌を収録したピアノソロアルバム「たからじま」を発売し、2001年に共に演奏活動をしてきたネオソウルバンド「DRUM & LOVE」のアルバム「Exit Brooklyn」を発表する。 特に、02年にはオリジナル曲とカバー曲を盛り込んだソロピアノ4部作を相次いで発表するほど、創作意欲にあふれるミュージシャンだ。 現在はビッグバンド、オーケストラなど、セミクラシックからポップ、ジャズに至るまでジャンルを超えて多様な分野で実力が認められている。 彼のオリジナル作品は叙情的なメロディーに洗練された美しいハーモニーが特徴で、暖かくて力のある彼の演奏は聞き手の心を動かすピアニストとして定評がある。 高校の同窓生でT-SQUAREと共に日本フュージョンジャズの両雄であるCasiopeaのドラマー神保彰と、同じく同窓生であるギタリストの鳥山雄司とで25年ぶりに会って結成したスーパーバンド「PYRAMID」は完璧なテクニックとハーモニーを誇り、世界有数の権威を誇る日本のジャズ専門誌ADLIB選定2005年JAZZFUSION部門1位を受賞している。

ディスコグラフィー

Sweet Memory (2005)
T-SQUAREのキーボーディストからピアニストの和泉に至るまでの彼の名曲を網羅した韓国で初めてリリースされたベストアルバム。 「White Mane」、「Twilight In Upper West」、「Sweet Sorrow」、「Omens of Love」などT-SQUARE最高のヒット曲をはじめ、ソロ転向後のオリジナル曲をピアノソロで鑑賞できる特別な機会だ。和泉の透明で澄んだピアノ旋律はT-SQUAREのファンだけでなく、ピアノを愛する音楽ファンにも大きくアピールするアルバムだ。 イム·ヒョンジョンの「愛は春雨のように、別れは冬雨のように」、イ·ギュホの「ウソ」を和泉ならではのスタイルに編曲している。

A Promised Movement (2004)
発売前から国内の和泉マニアたちの話題を集めた「Sky, So Blue」やT-SQUAREの「Friendship」アルバムに収録され多くの人に愛されている「Maybe Tomorrow」をはじめとするオリジナル曲と共にPat Metheny Groupの名曲「Travels」とStingの代表作「Fragile」などのカバー曲を新たに解釈した。

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プロフィール

村上聖 ベース
1966年大阪生まれの作曲家、ベース奏者。幼少時代からクラリネットクラシックギターを覚え、クラシック音楽の素養を備えたベース演奏でロック、ジャズ、ポップスなど、ジャンルを超えた幅広いジャンルの演奏を披露している。 スタジオ録音とライブ演奏セッションで活発に活動している。 演奏のみならず、作·編曲においても様々なジャンルにわたる幅広い活動を展開している。 2001年にはT-SQUAREのサポートメンバーとして日本ツアーを共にした。 2005年11月、アコースティック·ギタリストの榊原長紀とデュオユニット「MELODICA」を結成し、同名のアルバムもリリースした。

榊原長紀 ギター
1960年東京生まれ。中川晃教米倉千尋Baby Boo、SORAなどのツアーに参加したことがある。 アコースティックギターの温かさと優しさを追求する。 現在はアコースティックギターをメインに、様々なアーティストのサポートやファイナルファンタジーテーマ曲「Eyes On Me」を演奏するなど幅広く活動をしている。 村上聖と共に「MELODICA」を結成し、同名のアルバムを発表している。 ソロアルバムには「Relax」(2002年)、「Smooth Guitar」(2003年)がある。

板垣正美 ドラム
1965年埼玉県生まれ。中学生の時ビートルズに憧れてドラムを始めるようになった。 ロック、ポップ、ソウル、ファンク、フュージョンジャズ、ラテンなどのジャンルを問わずオールラウンドで活動中である。 2003年2月に三味線のアメリカツアーに参加して以降、2年半の間3回アメリカツアーに参加し、この秋も国内ツアーに参加する予定だ。 最近は小比類巻、米倉千尋白鳥英美子Baby Booらの公演に参加した。


オープニングアクト: MELODICA

「MELODICA」は村上聖と榊原長紀が結成したユニット。心を深く揺さぶる力を持ったベーシストの村上聖のメロディーと、メロディーを美しく奏でるギタリスト榊原長紀のアコースティックギターパフォーマンス、そして2人の独特の楽天的なサウンドと心落ち着くメロディで感性的な調和を成したアルバム「MELODICA」。ハーモニーを奏でる彼らだけが持っているストリングの深いサウンドで旋律を美しく表現する。

マスタークラス

和泉宏隆は公演に先立ち、9月5日にヤマハアーティストサービスソウルでマスタークラスを開催した。 今回のマスタークラスは、従来の他のクラスとは違って、音楽専攻者だけでなく、一般人により身近に感じてもらうために無料で参加者を募集した。 マスタークラスは、約2時間、「例を使った和泉式ピアノ練習のノウハウ」、「ソロと即興演奏を向上させるための方法」などの講義と質疑応答の順に行われた。

2006.9.5 ヤマハアーティストサービスソウル

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韓国のファンからのコメント

心から出てくる演奏、音の豊かな使い方 ⚪︎コ·テギョンさん

とてもメロディーがすばらしい。和泉宏隆先生はとてもかっこよく見えました。先生の謙虚さと歌うような音楽がとても参考になりました。 ほんとうにありがとうございます。 ⚪︎チェ·ヒョンジョンさん

私の心の中に深く残る国を残してくださってとても幸せです。これからも、いつもいい音楽で幸せをください。 韓国によく来てください。 ⚪︎パク·ゲヨンさん

本当に触れたい音楽家の中の一人であり尊敬します。 感受性を刺激するプレイと作品に感動して感嘆します。 これからも良い作品たくさん作ってください。 ⚪︎チョン·スホさん

和泉さんの演奏がどんどん心をノックしますね。ドアを開けざるを得ません。 ⚪︎ イ·ジョンファンさん

幼い芽が開いた草むらに空を眺めて横になってミツバチと暖かい海風がやってきたような感じ。ご一緒できてよかったです。 ⚪︎イ·ギチャンさん

The Autumn of 75を聴いて以来、和泉さんは私にとって秋をイメージします。30周年を迎える今回の公演。 ソウルで描かれるThe Autumn of '06を胸をときめかせて待っています。⚪︎ ID:シルバーレイン

Takarajimaは、この地球上で最も美しい音楽の一つではないかと思われるほど好きな曲です。 多くの名曲が和泉さんの繊細な節回しで披露されて、美しいシーンになって韓国全域に広がることを期待しております。 ⚪︎ ID: ムカイアニム

ロピアニストとして戻ってきた和泉さんの演奏は、地上で最も美しいメロディー ⚪︎ID:スカイライン

和泉さんの美しく無限の想像力から生み出される音楽、純粋で胸に響くメロディ、指から広がるハーモニーを聴いて、私はこの世に生まれて本当に良かったという新鮮な気持ちになりました。和泉さんの音楽に出会うことは人生においてかけがえのない体験になるでしょう。⚪︎ ID:ベンジアジ

和泉宏隆

お元気ですか? 現在テレビドラマ作曲家そしてエンジニアとして活動しているソン·ジョンチェです。 私の音楽のメンターである和泉さんのデビー30周年記念単独コンサートでこのような感謝の手紙を贈る機会に恵まれてとても感激しています。私が和泉さんを知ったのは学生時代、友人の家で T-SQUAREのアルバムを聞いてからです。 その中でも和泉さんが作曲した全ての曲に心躍りました。当時クラシックの作曲を勉強していた私は、他のジャンルに飢えていたので、和泉さんの曲の進行と演奏は新鮮な衝撃そのものでした. 韓国でも人気の T-SQUARE時代の「Dandelion Hill」、「Takarajima」、「Omens of Love」の他、ソロアルバムの収録曲を楽譜に移して分析し、公演映像を見ながら一日中休まず練習しました。 そんな中、私に一生忘れられない夢のような事件がありました。 当時「Team Euphony」というバンドを結成して鍵盤奏者として活動しながら2002年から現在までT-SQUAREの主要曲を演奏してきましたが、2004年12月に「T-Square & Dimension Joint Concertin Seoul」のオープニング舞台を飾るバンドオーディションで当チームが優勝し、2日間のオープニングを飾った光栄な経験がまさにそれです。 たやすく明確なテーマを持って洗練されて熱情的に発展させながらも、しかし決して度が過ぎることがない和泉さんの音楽は私の音楽的感受性に大きい影響を及ぼしました。特に T-SQUARE時代に作曲されたバンドのための曲をピアノソロに編曲した簡潔なテーマ、そして節制された即興演奏で和泉さんの素朴な心が感じられました。 叙情的なテーマを繰り返し、率直に語りかける物語、そして再び最初に戻る構成がいかに謙虚で心が落ち着くように感じられるのか、まるで対話をしているような気がします。 また、1日を4つに分けた4枚のアルバムの中で「14 to 18 Afternoon」と「22 to 26 Midnight」に収録されたブラームスの「Intermezzo Op 118-2」とドビュッシーの「Clair De Lune」の演奏で現われた繊細なタッチ一つ一つを通じて「節制の美」と「基本に忠実である」という巨匠の姿を改めて確認することができます。 いつも明るく慎重な彼の音楽を一言でまとめるなら、「本当に率直な音楽」だと言いたいです。 演奏の中でまるで「私、和泉宏隆はこんな気持ちで演奏します」というメッセージが聞こえるようです。 日本では、どうして胎教や精神療法の音楽としても使われているのか理解できます。 「ピアノトリオとギター」構成としては初めて開かれる今回のコンサートで和泉さんの心の宝島(Takarajima)からどんな音楽の贈り物を取り出して見せてくださるかすごく楽しみです。 それではわくわくする気持ちで 公演場でお会いしましょう。 ソン·ジョンチェ(KBSドラマ作曲家、サウンドエンジニア)

10/12 小野塚晃&新澤健一郎ピアノDuo@水戸Girl Talk

小野塚晃さんと新澤健一郎さんのピアノDuoライブ@水戸Girl Talkに行ってきましたー!


到着したら、機材がいっぱいで緊張感あふれる雰囲気…((((;゚Д゚)))
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さっそくビールです‪🍺ヽ(*´∀`* )‬
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すばらしかった!!
新しいピアノのベヒシュタイン、とってもいい音で、フォルテも余裕のある鳴りだし、とてもすばらしい!
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お2人があっちこっち交代しながら、いろんな響きを楽しめました(*‪´∀`‬*)


お2人のオリジナルが中心でしたが、
ラーシュ・ヤンソンさんのHilda Smilesを演奏してくださって、意外でびっくりした! 和泉さんもよく弾いてらっしゃったので、涙が出ました🥲 なんとかこらえた…

さらに、1部最後はCasiopeaのSwear!
これまた意外でびっくり!(°▽°)


新澤さんは椅子の高さが低くて、小野塚さんは高いので、お2人が入れ替わるたびに椅子の高さを調整するタイムがあるので笑いました(*‪´∀`‬*)


チック・コリアさんのSpainも演奏してくださいました! 小野塚さんはこの曲が苦手だそうなんですが… いやいや、すばらしかった!

和泉さんもこの前のGirl TalkさんのライブでSpainを演奏されてたなーと思い出しました(^ω^)


今日のライブのアンコールは、宝島でした。

お2人がじゃれ合うように、ときに激しく演奏される様子がすばらしかった!


思いのほか大号泣してしまって、しばらくずっと泣いてしまった。
和泉さんがいなくなる2日前のことをありありと思い出して、涙を我慢できなかった。


本当なら、今日のライブは和泉さんが出演されるはずでした。
Girl Talkさんがその経緯を投稿していらっしゃいました(こちら)。

小野塚さんから和泉さんと一緒にライブをしたいというオファーがあったそうです。

聴きたかったなあ〜(*´ω`*) どんなに素敵だっただろう…


「和泉さんがいなくなってから、Girl Talkの旧ピアノの音が急によくなって、演奏者だけでなくてお客様も気付くくらいになったんですよ」とお店の方が教えてくださいました。

和泉さんが何かしてるに違いない😆


旧ピアノはサインがいっぱいで、次の所有者の方の手に渡ります。
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お2人のアルバムも購入しました〜!
Girl Talkさん特製トートバッグもいただきました!(私は3つ目😂)
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帰りにコンビニに寄ったら、チュッパチャップスが当たりました。懐かしい!!

和泉宏隆トリオの旧譜の再リリースとライブ映像公開!

和泉さんが2007〜09年に録音した和泉宏隆トリオの旧譜5作品がリマスタリングされて再リリースされました〜! (*´ω`*ノノ☆


うちにも無事に届きました!
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間違えてBeyond the Riverを2枚も買ってる‪(´∀`;)‬ すでにうちには旧アルバムがいっぱいあるのに…w
さらにまだもう1セット届く予定です (^Д^)

これから旧アルバムとリマスター版をじっくり聴き比べたいと思います(^ω^)

今回のリリースにあたって、元メンバーの村上聖さんと板垣正美さんがコメントを寄せていらっしゃってすごいボリューム🤩 胸がいっぱいになってまだ全部読み切れてないので、ゆっくり読んでいきます。


それと同時に、今日、和泉宏隆トリオのライブ映像も期間限定で公開されました!

当時、ライブ会場で販売されていたDVDに収録されている映像です。1時間以上まるまる無料で見ることができて太っ腹〜(*‪´∀`‬*) いまでは入手困難なDVDなので、みんなが見られるようにしてくださってありがたいです〜(人*´ω`*)

このDVDは何年も見ていなかったので、久しぶりに見たら、そういえばこんな曲が収録されていたなとうれしくなりました。In the Stream、Silver Girl in the Mist、A Light in a Distanceは特にうれしかった〜♪(*‪´∀`‬*)

和泉さんの声もだいぶ若いですね(^ω^)

最後に、和泉さんが韓国に行ったときのお宝プライベート写真集が(*´艸`*)♡ どれも素敵な写真でした♪


ずっと和泉さんの音楽を聴けずにいたけど、今日は意を決して動画を見たら、最後まで楽しく笑顔で見ることができました(*‪´∀`‬*) やっぱり大好きだー!!

これからもずっとずっと♪

和泉さんの最後のOmens of Love

和泉さんが4月10日に演奏したOmens of Loveの動画が公開されました〜(*‪´∀`‬*) 自宅からの配信のときの動画です。

実はまだあんまりちゃんと和泉さんの音楽を聴けなくて…… 一番思い入れがあったソロピアノは特に…。

なので、この動画を見るのが怖くてなかなか勇気が出なかったのですが、仕事も片付いて一段落したので、勇気を振り絞って見てみました。


いつもの和泉さんだったー(*‪´∀`‬*)♡ もう会えないなんてやっぱり信じられないな??? もっとよくお姿を見たい!!


何度も何度もたくさん聞いたソロピアノバージョンのOmens of Love。やさしくて一番好きなバージョン。かなり前に「ソロピアノバージョンが一番好きなんです」と和泉さんに言ったら「変わった人だね」と言われました(^ω^)


和泉さん、4月のブルーノート東京であったTHE SQUARE Reunionのライブの前に髪を切ってらっしゃったので、この映像は短い髪の毛ですね。どんどん伸びる髪の毛を見るのが楽しみだったのになあ…

和泉さんに会いたいなあ。


まだ心の防衛規制が働いていて、和泉さんの音楽が前みたいに楽しく心に沁み込んできません。カーテンがかかったみたい。
でも、動いている和泉さんを見ることができて、動画を公開してくださってうれしかった(*‪´∀`‬*) ありがとうございます!

また音楽を楽しく聴けるように、そろそろ和泉さんの音楽を聴くリハビリを始めないとな〜と思いました。

8/20、8/21 本田雅人B.B.Station@ブルーノート東京

本田さんのB.B.Stationのライブ楽しかった!!
2日間堪能しました〜(*‪´∀`‬*)
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2日間のライブをざっとまとめてレポしますー。


出演者: 本田雅人(sax)、真野崚磨(sax)、鈴木圭(sax)、山本拓夫(sax)、竹野昌邦(sax)、エリック・ミヤシロ(tp)、西村浩二(tp)、佐久間勲(tp)、三上貴大(tp)、中川英二郎(tb、※8.20のみ)、春木香菜絵(tb)、佐野聡(tb)、野々下興一(tb)、石橋采佳(tb、※8.21のみ)、友田ジュン(p, key)、北川翔也(gt)、森光奏太(b)、則竹裕之(ds)


最初はB.B.Stationのテーマから! くるくるとリズムや雰囲気が変わっていって、ビッグバンドのワクワク感が盛り上がります!


続いてはバリトンサックスの山本拓夫さんをフィーチャーしたTokyo Train。バリサクの低音がビリビリ響いてかっこよかった! トランペットの三上さんのソロが深みがあって好きでしたー(*‪´∀`‬*)


続いてはエリック・ミヤシロさんをフィーチャーして、1988年カルガリーオリンピックのテーマ曲「Winter Games」でしたー。トランペットの華やかなアンサンブルや、エリックさんの突き抜けたハイトーンがかっこいい! 最後は超高音ですごい音圧でしたー!


続いてはギターの北川さん、キーボードの友田さんとトロンボーンをフィーチャーしたCondolence! この曲大好き(*‪´∀`‬*) ギターとキーボードというバンドサウンドとビッグバンドの融合で豪華ですー! トロンボーンは1日目は中川英二郎さんで、2日目は佐野聡さんのソロでした。中川さんは柔らかい音で、佐野さんはワイルドな音でと、それぞれ違った魅力を感じました!


本田さんが若い仲間ができたと友田さんと北川さんと森光さんを紹介して、「ブラスセクション側は若くない人が中心なんですけど」と言ってみんなの年齢を紹介し始めたのですが、エリックさんは本田さんより年下だったり、貫禄ある佐野さんが実は本田さんよりかなり年下だったのは驚きました(^Д^) というか本田さんが若く見えすぎですね… もうちょっとで還暦かあ…!


ここで本田さんが和泉さんのことを紹介されて、「僕のライブではしばらく和泉さんの曲をしようかと思っています」と言って、「これから3曲かな?4曲かな?やります」というのでドキドキ。

「和泉さんの名バラードはたくさんあるんですけど、その中でも今日はForgotten Sagaを1人で演奏します」とおっしゃいました。
本田さんの演奏が始まって、とても美しかったし想いがこもっていました。私は4月末からずっとSagaは聴いていなかったので、あれ以来初めて聴いて、涙があふれて… 泣き声を出さないように必死でした。アドリブ部分も含めてフルバージョンを演奏してくださってうれしかった。

2ndセットのときは、最初は同じようにSagaを演奏するつもりだったようですが、急遽思い立ってTwilight in Upper Westを演奏することに。
ソロ演奏に耳を澄ませていると、和泉さんのソロピアノで何度も聴いたときのことが脳裏によみがえってきて、「もう二度と生演奏でTwilightを聴けなくなったと考えただけで無理…」と涙があふれました。
ピアノとサックスで楽器は異なるけど、曲の雰囲気をしっかり大切にして演奏してくださっていたので、和泉さんの音楽とシンクロするようでした。

とっても素敵だった!!


その次は宝島!
まずはオリジナルバージョンをバンドで演奏してから、そこにエリックさんアレンジのビッグバンドバージョンをくっつけるとのこと!
新しい楽器「NuRAD」と音源について説明してくださったのですが、この音源には「宝島」というプリセットの音色があって、すぐに宝島の音が出せるんだよー!というので驚きました(^Д^)

宝島はとってもウキウキする演奏でした♪ バンドの演奏はスクエアバージョンに忠実だったし、サビのメロディは和泉さんの当初の意図どおりに演奏してくださってとにかくうれしかった♪ とてもかっこよい演奏でした! アリーナ席ではキーボードの合いの手はちょっと聞こえにくかったけど、サイドから聞いたときはよく聞こえて、和泉さんが弾いてたやつー!とうれしくなりました。
そこから、ビッグバンドが入って吹奏楽版にある印象的な間奏に。一気にゴージャスでした!

そこから…本田さんが指揮をして、Omens of Loveのイントロに! みんな手拍子して、スクエアのライブを思い出してとっても楽しかった♪ 聴いていたら涙があふれました。ブラスセクションのキメも豪華!
安藤さんのソロのところは、北川さんと本田さんが完コピ! 「やっぱり安藤さんのとおりに演奏しないとどうにも落ち着かなくて…北川くんにもコピーしてもらいました」とおっしゃっていました(^ω^)

1日目の1stではギターソロのあとに、ブチっと演奏が切れて、誰も演奏をしない謎の空白の8小節がありました( ゚д゚) そのまま何事もなかったように曲が復活して最後まで演奏されたのですが……終わった後に本田さんが「あの空白なんだったの!?どうなるのが正解だったの!?」とメンバーに聞いたら、本田さんが普通にメロディを吹くところだったみたい(^Д^) ベースソロと勘違いしてたそうです。
なので「もう一回ギターソロからやり直そう!!」と言ってまた演奏を始めたので、オーメンを2回聞けてラッキーでした!!(*‪´∀`‬*) おかげでそのときは途中で時間がなくなって1曲飛ばすハメになりました(^Д^)


続いては放課後は日曜日!
イントロの部分で1音ずつ演奏するメンバーが変わっていくのが面白かったですー。音の場所がどんどん移り変わっていって、会場で聴いているからこその楽しさがありました。メロディに入ると楽しい気分に! 演奏はめちゃくちゃ難しそうでしたが(^Д^)


続いては、サックスのためのソナタ第18番 「おはこ」。サックスセクションがそれぞれにソロを繰り広げてすごい!
おはこというのは、サックスで簡単な運指で吹けるように作曲したからだそうですが、簡単なのは本田さんが吹いているソプラノサックスだけで、他のメンバーは和音になるので難しいそうです。「僕だけ簡単でごめんねーw」というので笑いました。
例年に増してテンポが速かったような?


最後はMegalith! キメキメでかっこよかったー!! ブラスセクションがバシッとキメるところが最高です!
みんなでユニゾンするところは、トロンボーンがとても大変そうだなーと思いながら見ていました(^ω^)

アンコールはJOY! メンバー全員が少しずつソロで演奏していってかっこいい! それを見る観客の首が順々に動いていくのも面白かったw
特にキーボードの友田さんの手がグリッサンドも交えながらすごい動きをしていたので注目してしまいました👀 キレッキレでした!


とっても楽しかったー!
和泉さんコーナーでは4回聴いて4回ともボロ泣きをしてしまったけど、そのあとは怒涛の演奏に涙も一気に引いて笑顔になりました(*‪´∀`‬*)

<セットリスト><1st>
Theme of B.B.S
Tokyo Train
Winter Games
Condolence
Forgotten Saga(本田さんソロ)
Takarajima
Omens of Love
放課後は日曜日
サックスのためのソナタ第18番「おはこ」
Megalith

JOY<2nd>
Theme of B.B.S
Tokyo Train
Winter Games
Condolence
Twilight in Upper West(本田さんソロ)
Takarajima
Omens of Love
放課後は日曜日
サックスのためのソナタ第18番「おはこ」
Megalith

JOY