伊東たけしさんのメロウ・マッドネス・セプテットのライブ@丸の内 Cotton Club(2月7日)の1stと2ndショーに行ってきました!
予定の都合で開場の3時間前にお店に到着…!
早すぎるので近くでビールを飲んで待ちます(けっこう飲んだ)
今回は伊東さんのライブに合わせて、伊東さん風のサブバッグを持ってきました(*≧∀≦*) 本人公式グッズと見まごうばかりのそっくりさ!
ダラ飲みしていい感じになったところで、コットンクラブに並び、開場を待ちました。
1stはキーボードの目の前の最前列に座れましたー(*´∀`*)
出演者:
伊東たけし (alto sax,EWI)、宮崎隆睦 (sax)、Luis Valle (tp)、白井アキト (key)、養父貴 (g)、田中晋吾 (b)、川口千里 (ds)
伊東さんのメロウ・マッドネス・セプテットのライブを聴くのは今回が初めて! さらに伊東さんのソロアルバムも聴いたことがないので(すみません)、まったく知識ゼロです…。どんなになるのかワクワク!
そんなわけで、曲名などはほとんど何もわからずの初心者感まるだしの感想になります(´∀`;)
いよいよ開演♪
メンバーみんなが登場し、演奏が始まって圧倒されましたー♪ 迫力があってかっこいい! トランペットとテナーサックスのホーンセクションが入るととても豪華に聞こえますね! こういう感じの曲調、大好きだ〜(*´∀`*) 1曲目からぐっと引き込まれました!
「今日はいっぱい楽しんで免疫力を上げてくださいね」と時事ネタをさりげなく入れてくる伊東さん( ^ω^ )
白井アキトさんの目の前だったので、演奏をじっくり間近で聴くことができました。今回もソロがキレキレ。フュージョンのイメージが強いけど、今回間近で聴いているとジャズっぽい要素も存分に感じられて、いろんな引き出しを持っていらっしゃるんだなとあらためて驚き。楽しそうに演奏されるので見てるこっちもニコニコになっちゃいますね(*´∀`*)
伊東さんのサックスは、普段スクェアで聴いてるときの印象と比べて、さらにのびやかでふくよかな音に感じられました。会場の規模がそこまで大きくないから、普段よりも生音に近い音が聞けるのかもしれません。録音やPAの状況によっては低音の響きが失われて上澄みだけのような音になってたりすることもあるので、やはり生に近い音で聴けるのは嬉しいなあ(*´∀`*)
各メンバーの聞きどころになるとそのメンバーを見つめながら演奏される姿にほっこりしました。
宮崎さんとルイスさんのホーンセクションはばっちり合いまくっていて、とっても気持ちよかったー! どうしたらアインザッツや音の切れがあそこまで揃うのか…! さすがプロ!
ルイス・バジェさんのトランペットは音のキレがすごい! 中音はのびやかで、ハイトーンになるとハリのある音がピーンと響きます。ときどき伊東さんと目を合わせながら演奏されていたので、ベルが私のほうに向いてハイトーンに直撃されて、わーお♡と驚きました。
養父さんのギターは今回初めて聴きました! イントロでギターが印象的にリードを取るところが音が伸びやかでかっこよかった! ほかにもソロのところでワウワウとした音を使われてたりして、こんなギターの音は初めて聴いたなーとびっくりしました。
ルイスさんが突然シャウトし始めた?とびっくりしてたら、ラテンの曲が始まりました♪ あっ、これはゲタ夫さんのライブで聞いたことがあるやつ! Oye Como Vaです♪
後で知ったけど、伊東さんのアルバム「Favorites」に収録されてるバージョンだったのですね!
演奏メンバーはほとんどフュージョン畑の人なのに、ラテンもしっかりラテンのノリで演奏できるんだー、さすがだなとうっとり(人*´▽`)+・。*
川口千里さんはほんと上手い…! 前にライブで聞いたときはかなりパワー系だなという印象だったのですが、今回はタイトで重くて、渋みもあってさらにかっこよくなってました。進化してるー! あの細い小柄な体のどこからあのパワーが…。
MCのときや曲始めのカウントのときはニコニコと笑顔なのに、カウントが終わって曲に入る瞬間にスッと真剣な顔になって、シリアスに演奏されるので、その姿もまたカリスマ性を感じます!
伊東さんが最後にメンバーを紹介するときに、「ドラムス、川口ちさと」と呼んでしまい、「あっ、せんり、です」と言われて、「あっ、つい間違えちゃったよ〜。ごめんねー🙇♂️」とやっちゃったモードでふにゃっとなっていて面白かったw
アンコールは伊東さんの独奏から。やはり伊東さんは人目を引きつけるオーラがありますねー(*´∀`*)
そこから宮崎さんが入ってきて、アルトとテナー2人だけでの演奏。サックスの音の美しさ、特に低音の響きがしっかりと感じられて、とても美しい演奏でした。宮崎さんがリードを取ったり、伊東さんがリードを取ったりしながら、2人で会話するようなやりとりで、引き込まれました。
そのあとメンバーが入ってきてノリノリに!
(記憶が確かならこのアンコールの曲で)最後はまた伊東さんと宮崎さんだけの超ロングトーン…を始めようとしたところで、宮崎さんがちょっとタンマ、という感じでマウスピースを直して仕切り直し、会場からも笑いが出て、ちょっと緊張が和らいだ感じに。そこから真剣にロングトーン。2人ともどうしてあんなに長くロングトーンできるのか? 循環呼吸ができるのかな??
とっても楽しく1部が終了〜!
2部も早く入れたので、今度はど真ん中のほぼかぶりつきの席で♪ さらに伊東さんを間近で見ることができます。
ビールはもうさんざん飲んだので今度はカクテルで🍹
シャンパンベースでベリー系で甘くておいしかった〜。女の子らしいことをしたなと満足して、次はやっぱりビールを頼んでしまった(´∀`;)
さて2ndが開演♪
セットリストが1stとはかなり違っていて驚きましたー。
晋吾さんは今回はしっかりとバンドを支える演奏に専念してらっしゃいましたが、ソロも少しありました( ^ω^ ) スラップでかっこいい音を響かせながら存在感バッチリでした!
次はバラードを演奏しますと言ってEWIを準備し始めたので、EWIでバラードって珍しいな!とワクワク。
養父さんのアコースティックギターの優しい調べにのせて、EWIの音も柔らかくて、ふわふわした優しいバラードだなとうっとりしました。
2ndでもルイスさんのハイノートに直撃されましたw
伊東さんがMCで「ルイスのハイノートに直撃された人には今年いいことがありますよ」というので、ルイスさんの前らへんの席の人はみんな喜んでました(*´∀`*) 私もいいことあるかなー。
最後はPick Up the Piecesで! この曲は盛り上がりますねー!!
アンコールも1stと同じ曲で、伊東さんの独奏から。そこから宮崎さんが入り…後からルイスさんも入ってきて、ホーンセクション3人で合奏するのですが、これがリズム感とノリがぴったりと揃っていて! ドラムがないのにここまでテンポ感やノリが合うとは…とひたすらびっくり。そこからドラムとメンバーが入ってきても、そのノリとテンポを失わずに一気に全員演奏になって、ほんとプロはすごいなーとびっくりしきりでした。
最後の伊東さんと宮崎さんのロングトーンでは、「勝負!」と言って始まり、ずーっとロングトーン。2人ともヘロヘロしてきたところで伊東さんがもう息切れ…になり、宮崎さんがガッツポーズ! 楽しい!
盛り上がって終了しました〜!
伊東さんはこのユニットではソロをバリバリとたくさん吹く感じではなくて、バンドの中で一緒に演奏することを大切にされてるのかな?と感じました。一体感のある演奏で、ゴージャスでとても素敵だったー(*´∀`*) 一気に好きになりましたー。楽しかった!
終演後しばらくして、伊東さんが会場に出てきて、いろんな方に挨拶してまわってらっしゃいました。忙しそうだったので私は遠目から見てましたが、ステージではないときの伊東さんは素朴な優しい感じでオーラ少なめでした( ^ω^ )
宮崎さんがいらっしゃったので、勇気を出して「宮崎さん握手してください!」とお願いすると、「あっ、ハイ」と言ってズボンで手をゴシゴシしてから、握手してくださいましたー♡ お互いに遠慮したので指先だけの握手になりましたが…初めて間近でお会いできてうれしかった♪
帰宅して、これは伊東さんのソロアルバムも聴いてみなければ…と思ってApple Musicで聴いてみたら、今回のライブで聴いた曲が♪ あっ、そうだったのかーと理解しました。
Oye Come Vaは前にゲタ夫さんのどのユニットで聴いたんだっけ…と検索してたら、松岡直也グループとスクェアが共演しOye Como Vaを演奏してた動画があったことを思い出しました! ここで聴いたのが初めてだったかも? かなり面白い組み合わせなので必聴です(*´∀`*)
とっても楽しかったので来年もまた行けたら(和泉さんとかぶらなければ)行きたいなーと思いました! こういう音楽大好きですー!