太田剣さんと和泉さんのDuoライブ@本厚木Cabinに行ってきましたー！！
新型コロナウイルス関係でいろいろライブが中止になってしまってしょんぼりしてますが、こちらのライブは開催されてよかった(*´∀`*) もちろん、お店もお客様も感染対策にしっかり気をつけてらっしゃいましたよ！
「感染するからライブハウスに行かないように」とあちこちで言われてますが、私が行くようなライブは席もゆったりとしていて静かに落ち着いて聞くライブがほとんど。これがダメなら普通の飲食店でも感染するのではないかなー？と思います。一般の人にとってはライブは「不要不急」の遊びかもしれませんが、ミュージシャンやお店やスタッフの方にとってはそれが仕事。私は感染対策を万全にして、引き続きミュージシャンとライブハウスを応援したいです୧(`•ω•´)୨ 激しいタイプのライブや大規模ライブもはやく今までどおりに開催できる日が来ますように！！
そんなわけで、ネギチャーハンで腹ごしらえ！
ネギチャーハンなのにネギが入ってなくてびっくりしましたが、どうやらタマネギのことらしい…？？ 家庭的な味でおいしゅうございました( ^ω^ )
さて、いよいよ開演ー！ 2人が前に出ていらっしゃって、ワクワク⁽⁽ ◟(∗ ˊωˋ ∗)◞ ⁾⁾
1曲目はラーシュ・ヤンソンさんのGiving Receiving。ソプラノの高い音で奏でられるメロディが美しくて、うっとり！ 和泉さんのソロが長くて、だんだんとゴージャスになっていくさまがすばらしかったです(๑´ω`๑)♡
続いては、Stella by Starlight！ 和泉さんの左手で繰り広げられるウォーキングベースがドライブ感があって、ぐいぐいと前に進んでいきます。太田さんと和泉さんそれぞれの長いソロが終わった後、2人でソロのかけあいがあって楽しかった(*´∀`*)
この曲はロマンチックなタイトルですが、「呪いの家」という映画の挿入曲だったそうで…(๑º口º๑) 太田さんは映画のその部分を見たそうで、ジャズバージョンとはちょっとコードとか雰囲気が違うのだとかー。どんな感じか聞いてみたいです！
続いては、My One and Only Love。和泉さんのロマンチックなイントロで始まり、そこから太田さんがしっとりと美しく…(*´∀`*) うっとりしました〜♡
演奏が終わってから、和泉さんが「もう！剣ちゃんまた音数が多いわよ！16個までと言ったのに〜」と言いだし、太田さんがそれに答えて「僕は音の単価が安いので、たくさん吹かないとギャラが上がらないんで…」と言うので爆笑してしまいましたー(*^Д^*)
続いては、ミルトン・ナシメントのVera Cruz。このDuoではおなじみになりつつありますねー！ 疾走感がある曲ですが、今回は和泉さんのソロに入ったときに、ぐっとテンポをゆっくりにしてバラードっぽく演奏しはじめたので、斬新だな！と驚きました。そこからまたテンポが入って疾走感が戻っていくところがかっこよかったー！
続いては和泉さんの名曲♪ Cape Lightでした！
はぁ〜、やっぱり名曲ですねー(*´∀`*) 大好き♡ 太田さんのアルトサックスがこれまた絶妙で…♡ この曲をアルトサックスで…となると、やっぱりみんなの心には伊東たけしさんのサックスの印象が強く残っているだろうから、後からやる方はとてもやりづらいだろうなと思うのですが、太田さんは伊東さんのイメージを壊さずにきれいに残しながら、ところどころでオリジナリティが見え隠れして、スクェアファンも太田さんファンもきっとニンマリしてしまう演奏でした(*´∀`*) 音が切れるときの抜け方とか、とても繊細なニュアンスがあって美しかったー。
あと、和泉さんがサビで、チャラララ〜チャッチャ〜 チャラララ〜チャッチャ〜と演奏するときの、チャッチャ〜の部分でいつもちょっとのけぞるところが好きです（説明わかりづらすぎ〜！！）
1st最後はNorthern Island Breeze♪ テナーサックスでの演奏もかなり回を重ねてこられたので、さらに2人の音が馴染んで、壮大な広がりが感じられました〜！ 何度聴いてもいい曲だ〜♡
休憩時間は短めで2ndへ。終電ギリギリになるかな？と思ってたので、早めのスタートはありがたい！
2ndはパット・メセニーさんとライル・メイズさんの共作であるTravelsから。ライル・メイズさんが先月お亡くなりになったこととMCで紹介されました。私もそのニュースを聞いたときにとってもショックでした(>_<)
そんな感じで始まったTravelsはいつも以上に和泉さんの演奏が丁寧で心がこもった演奏に感じられました。太田さんのメロディも美しく、やっぱり丁寧に大事に歌い上げられていて、心にじんわりと染みわたりました。
続いては、アントニオ・カルロス・ジョビンのHow Insensitive。ボサノバのハーモニーが心地よい〜(*´∀`*)
続いては、There Will Never Be Another You。いざ始めようとして、和泉さんが「あれっ、キーなんだっけ？やりなおそ」と言って確認してやり直したのでニヤニヤしちゃいましたー。和泉さんのソロの中でいろんな表情が感じられて、私はその音の表情をうまく言葉で表現できないなあーと感じながら聴いてました。この曲でもソロのかけあいがあって楽しかった！ 太田さんがソロを吹く裏で和泉さんも同時に軽くソロを弾いたりしながら進んでいって、太田さんがとても楽しそうな表情をしてらっしゃいました(*´∀`*)
続いては11月の雨！ 3月だけどやってくださるのうれしい！ この曲はバスクラリネットで演奏されるので、それもまた楽しみ( ^ω^ )
今回の演奏はバスクラの低音が深く響いて、内省を促す感じでとても素敵でした。ソロも途中までバスクラで演奏されたので、思う存分にバスクラの魅力を感じられました〜！ もっと聴きたい〜(*´∀`*)
演奏後は太田さんによる楽器紹介コーナー！ サックスはリコーダーみたいに同じ運指でそのまま上のオクターブを吹くことができるんですが、クラリネットはそのままの運指だと、ソがドになるんですよー、サックスが吹けてもクラリネットが吹けるようになるには別の練習が必要なんですと説明されました。私もクラリネットを吹いてたので、そうそう！と心の中で大きくうなずきました！ それを聞いた和泉さんが「君はリコーダー！（利口だ）」と言って、すべてをかっさらっていきました…
続いては、ラーシュ・ヤンソンさんのMarionette♪ ソプラノの音がとても柔らかくてやさしい♪ 和泉さんのピアノもとてもやさしくて、心温まる世界でした♪
「この曲はなんか不思議な曲ですよね…」「まさにマリオネットみたいな」とお2人がおっしゃってたけど、私はそこまで深く聞けてなかったので、そうなんだ！？とびっくり。もうちょっと深く聴けるようになりたいな( ^ω^ )
最後はチック・コリアのSpainでしたー！ 熱い演奏でした！ 和泉さんのソロのバックで太田さんがシェイカーを振っていたのですが、和泉さんがそれに遅れまいと必死にくいついていく感じがさらに熱かったです！
大拍手で終了〜！とみせかけて、すぐにアンコール。
アンコールはForgotten Sagaでした♪ 客先から「おおー！」というどよめきが！
これまた太田さんのサックスが美しくて、細かいニュアンスのひとつひとつまで繊細で心が入っていて、うっとりしました。スクェアのイメージを壊さずに演奏されたので、心から安心してじっくり聴けました〜。
和泉さんのソロがR・E・S・O・R・Tに収録されてるオリジナルバージョンと同じソロで！ 今日はそういう気分になったんだなと、なんだか嬉しくてたまりませんでした。とても素敵なソロだったー(*´∀`*) じっくりじっくり味わって堪能しました。
とっても楽しかった〜！ やはりライブはいいですねー！ 大好きなミュージシャンが目の前で実際に演奏してくださってるという喜び！！ その音を全身で浴びて、心の底から湧き上がる喜びに包まれるのが幸せでたまりません(*´∀`*) これからもどんどんライブに行きたいという思いを新たにしました！ はやく平和な世の中になりますように！
<セットリスト>
Giving Receiving（ラーシュ・ヤンソン）
Stella by Starlight（ヴィクター・ヤング）
My One and Only Love（ガイ・ウッド）
Vera Cruz（ミルトン・ナシメント）
Cape Light
Northern Island Breeze
How Insensitive（アントニオ・カルロス・ジョビン）
There Will Never Be Another You（ハリー・ウォーレン）
11月の雨
Marionette（ラーシュ・ヤンソン）
Spain（チック・コリア）
Forgotten Saga
