「ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ directed by エリック・ミヤシロ with special guest 村治佳織」の初日の2nd Showに行ってきました〜！
アリーナ席を取っ払って、広々とした配置になっていました。お友達とペアシートを予約できたので、最前列のど真ん中♪♪♪
村治佳織さんのギターを生で聴くのは初めて！
村治さんはブルーノート初出演で、ビッグバンドと一緒に演奏されるのも初めてなんだそうです。
出演:
エリック・ミヤシロ(tp,conductor)、村治佳織(g)
本田雅人(sax)、庵原良司(sax)、小池修(sax)、鈴木圭(sax)、山本拓夫(sax)、西村浩二(tp)、小澤篤士(tp)、佐久間勲(tp)、二井田ひとみ(tp)、和田充弘 (tb)、佐野聡(tb)、半田信英(tb)、山城純子(tb)、青柳誠(p)、川村竜(b)、岩瀬立飛(ds)
開演まで時間があんまりないので、おつまみ程度のものをささっと食べて大忙し(^ω^)
まだ緊急事態宣言中でアルコールの提供が中止されてるので…ノンアルのソーヴィニヨン・ブランで雰囲気だけでも…
あっという間に開演です！
最初はこのジャズ・オーケストラのオリジナル曲「Blue Horizon」から始まりました。いろんな表情のある曲ですねー。さっそく本田さんのソロもありました。エリックさんは基本的に指揮をしてらっしゃいましたが、最後にハイノート！ 真正面なので生音直撃で、ピキーン！とすごく圧倒されました！
エリックさんがMCで、「今年は偉大なアーティストが何人も亡くなっていますが…」とおっしゃるので、ドキッとして聴いていると、和泉さんの話でしたー😭
「スクエアやPRISMでも活躍した偉大なピアニストでコンポーザーの和泉宏隆さん…」とおっしゃったので、「えっ、PRISMに入ってたことなんてあったっけ？？🤔」と思ったけど、久米さんか誰かの間違いですよね…？😅
エリックさんがアレンジした宝島を、本田さんをフィーチャーして演奏してくださるということでした(^ω^)
エリックさんが「みなさん、今日は本物のメンバーがいます。本物の宝島が聴けますよ！」とおっしゃって、和泉宏隆至上主義者としては「うーん本物…かな…？」と思ってしまいました😅 オリジナルメンバーではないので…😅 エリックさんもまさか極度の和泉宏隆マニアが目の前にいるとは夢にも思わなかっただろうなー(^ω^)
本田さんが前に出ていらっしゃったので、目の前で演奏を聴くことができて、すばらしかった！ エリックさんアレンジの宝島は、オリジナルと吹奏楽版のいいとこどりみたいな素敵なアレンジです。みなさんが宝島をあちこちで演奏してくださるのありがたいですね (人*´ω`*)
そのほかにも、チック・コリアさんの追悼でSpainをビッグバンドアレンジで演奏してくださいました。最初のアランフェス協奏曲の部分はエリックさんがフリューゲルホルンで。全体的にリハーモナイズされていて、幻想的な雰囲気で素敵でした。
「チックさんは子どものように無邪気で、演奏しているところにすぐ飛び込んで参加するような方でした。なので僕も遊ぶような気持ちで自由にアレンジしました」とおっしゃっていました。

4曲ほど演奏された後に、いよいよ村治さんが登場！
ピンクと黒を基調にしたスパンコールでキラキラの服がとってもゴージャス！ かぶりつきで聴くことができてうれしいです！(*´∀`*)
曲順はどうだったか記憶が曖昧ですが、パット・メセニーさんの「Dreaming Tree」をビッグ・バンドとともに演奏してくださいましたー。ギターが美しい…！ ほんとに夢のようなふわふわした曲ですねー。
手がとってもほっそりして小さいのに、こんなに多彩な演奏ができるのかー！と驚きました！
さらに驚いたことに、エレキギターに持ち替えて演奏してくださいました！ エレキギターも弾くんだ(ﾟ∀ﾟ) エレアコみたいにきれいな優しい音でした！
村治さんのソロで、タンゴの曲を演奏してくださいました。ギター1本でリズムからメロディまですべてが生み出されていくのがすごかった！ 魅了されました(*´∀`*)
さらにさらに、村治さんをフィーチャーして、パット・メセニーさんの「First Circle」をみなさんで演奏してくださるというので大興奮！ 私この曲とっても大好きなのでうれしいー(*´∀`*)
優しく柔らかいギターがメロディをとりながら進んでいき、静かな情熱の中でだんだんと盛り上がっていって、とっても素敵だった！！ ビッグバンドの豪華さで演奏されるのがとっても合う曲ですね！ すばらしいアレンジでした！！
そのあとはビッグバンドだけで「Birdland」を演奏してくださいましたー！ メンバー全員のソロがあり、みなさんの個性が出ていてとっても素敵でした。さらに、会場にお客様として来ていたウクレレ奏者のRIOさんをエリックさんが招き入れて飛び入り参加！ ウクレレをギターのように演奏したり、かき鳴らしたり、こんな表現ができるんだ！と驚きました！ かっこよかったですー。
アンコールはまた村治さんが登場して、村治さんがタンザニアに滞在したときの思い出をモチーフに作曲されたオリジナル曲をビッグバンドとともに演奏してくださいました。
最初はゆったりとしたメロディから始まって… 立飛さんが木製ブロックが葡萄のように連なった不思議な楽器で、グラスの氷をカラカラさせたような透明感のある音を出していらっしゃるのが印象的でしたー！
そのあと、村治さんがギターの側面を叩いてアフリカのリズムを表現されて、一気に躍動感のある音楽に。素敵な曲でした(*´∀`*)
みなさんの演奏をかぶりつきで聴くことができて、とっても楽しかったー！
「無観客配信とかありますが、やっぱり生の音楽が一番！ この場に来てアーティストとお客様と一緒に作り上げるライブという空間は、生活になくてはないものなので、これからも足を運んでしっかり味わってほしい」とエリックさんが何度もおっしゃっていました。
配信してくださってありがたい面もたくさんありますが（特に遠方の人などは簡単には生音が聴けないですからね…）、生の音楽に包まれてアーティストとのインスピレーションの交流を楽しめるのは本当に素晴らしいことです(*´∀`*) これからも機会を見つけて生ライブを楽しみたいです！
本田さんのサインどれかなー？
