claponの心の旅路

大好きな和泉宏隆さんの音楽を追いかけて西へ東へ奔走する旅の様子を綴ります。

和泉宏隆ライブ@韓国ソウルLG Arts Centerの映像が公開されました!

和泉さんが2006年10月に韓国ソウルで和泉宏隆ソロ名義で開催したライブの映像が公開されました! 和泉さんにとってもエポックメイキングになった重要なこのライブの様子を聞くことができてうれしい…(*‪´∀`‬*)!

遠い固定カメラだけなので、映像は小さいですが、音はとってもいいですねー!

内容もボリュームたっぷりなので、今夜じっくり聞こうと思います(*‪´∀`‬*)

11/30までの期間限定公開だそうです!

HIROTAKA IZUMI CONCERT at THE LG ARTS CENTER, SEOUL KOREA, OCT.1, 2006

韓国語でMCしている様子を聞いて心和みます(^ω^)


このときのパンフレットを譲っていただいたので持ってますー! いろんなことがびっしり書いてあって中身が気になるー! Google翻訳にかけて読もう!

汚れてるわけではなくて、こういう印刷です。
写真は載せてませんが最後にはSagaのピアノソロ楽譜付き! 韓国のプロモーターの方の熱意を感じますねー(*‪´∀`‬*)
アップするサイズをいつもより大きめにしたので、この写真から文字が読めますか?

翻訳アプリを通して、なんとなく意味を推測しながら訳してみます。

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T-SQUAREの数々の名曲を残した日本最高のメロディーメーカー

ジャズ、ポップ、クラシック、ニューエイジを融合したアコースティックピアニスト『和泉宏隆』のデビュー30周年記念コンサート

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仲間がいるから…

和泉宏隆がその長年の音楽への旅路を幸せに歩んでこれたのは、それを一緒に支えてくれた仲間がいたからだった。 その仲間には、まずT-SQUARE時代のパートナーだった安藤正容、伊東たけし則竹裕之らがいる。 このうち、安藤正容と伊東たけしは今もT-SQUAREで活動しており、最近32枚目のフルアルバム『Blood Music』をリリースして来韓公演を行った。また、最近PYRAMIDという名で集まった和泉宏隆の竹馬の友2人を外すことはできない。 PYRAMIDはCasiopeaのドラマーだった神保彰、ギタリスト鳥山雄司と集まって作ったグループだ。 3人は高校、大学時代に一緒に音楽をしていた仲。 最高のミュージシャンになろうと約束した彼らがそれぞれの旅に出てその約束を果たし、その後再び会ってグループを結成し、『Pyramid』というアルバムを昨年リリースした。3人の友人の個性が色濃いアルバムを聞いていると、彼の音楽の旅程は決して寂しくなかったことに気づく。 今回の来韓公演に参加する友人たちは新しい顔だ。 ドラムに板垣正美、ベースに村上聖、ギターに榊原長紀らだ。 板垣正美は2003年2月、三味線の米国ツアーに参加し、米倉千尋白鳥英美子Baby Booなどの公演でスティックを握った経験がある「サイドマン」だ。 2001年にT-SQUAREのメンバーとして韓国を訪れた村上清は、エリック・ミヤシロビッグバンドのメンバーだけでなく、他の様々なバンドで活動している。 アコースティック·ギタリストの榊原長紀もやはり、他の友人たちと同じく傑出したセッションマンだ。村上聖と榊原長紀は昨年、「Melodica」というデュオグループを結成し、同名のアルバムを発表した。

10月1日、韓国の舞台で

高校時代からプロのジャズミュージシャンの道を歩み、今年でデビュー30周年を迎える和泉宏隆を記念した祭典が韓国で開かれる。 和泉の来韓を望む声は多かったが、T-SQUAREのメンバーとして、または放送局の番組に招待される形としてだったので、ひたすらファンは失望するしかなかった。 遅ればせながら初の単独コンサートを開く和泉を迎えるのをファンは楽しみにしている。日本最高のサイドマンたちで構成された心強い援軍と共に韓国を訪れる和泉宏隆は、T-SQUARE時代やソロデビュー後のオリジナルだけでなく、イム·ヒョンジョンの「愛は春雨のように、別れは冬雨のように」などの韓国歌謡を新たに編曲して聞かせてくれるという。 この曲は昨年韓国で発売されたベストアルバム『Sweet Memory』の中で彼が韓国ファンのために新しく収録したものである。 日本人のサービス精神を我々も見習うべきだ。 今回の公演はバンドと一緒に公演するという点も目を引く。 「公演は当然ソロコンサートだろう」という予測が幸いに外れた。 どんな音楽がどのように演奏されるのか楽しみだ。すべての条件は完璧に整った。準備は万端だ。焦らずに落ち着いて和泉を待てる忍耐心さえあればいい。 今年の秋の夕暮れはさらに豊かになるだろう。 和泉のピアノは、倉本裕基、佐佐木功、渡辺雄一とは明らかに違う何かを持っている。 「クラシックではなくジャズをベースに形成されたニューエイジ」という音楽的分析は、あまりに適していないようだ。それは感性の違いだろう。 T-SQUAREの中でも和泉は自分のフィーリングを失わず、むしろ育ててきたのだ。 ピアノが、音楽が。 メロディーがこの惑星の人々の心をどうゆさぶるかを知っているピアニスト、和泉宏隆。10月の最初の日、秋が耳で感じられるその日がまさに彼に会える日だ。 30年という歳月の結晶をその目で感じることができる日でもある。

出典/クォン·オギョン/ジャズ·コラムニスト(プラウド9月号記事抜粋)

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プロフィール

和泉宏隆 ピアノ

1958年東京都生まれ、4歳からクラシックピアノを、6歳でウクレレを習い始めた。 中学時代からキーボーディストとしてロックバンドで活動し、高校時代にビル·エヴァンスと出会い、ジャズピアニストの道を歩むようになった。 高校時代からクラブでピアノを演奏しながらプロミュージシャンへと足を踏み入れるようになる。 ビッグバンド、スタジオミュージシャン活動をしながら多様な経験を積んだ後、1982年フュージョンバンド「THE SQUARE(現T-SQUARE)」に入ってから、キーボーディストだけでなく作曲、編曲に至るまで才能を広げるようになる。 1998年に脱退するまでに30枚以上のアルバムを制作し、バンド活動を行うと同時に、1988年には初のリーダーアルバム『AMOSHE』、97年にソロピアノアルバム『Forgotten Saga』を発表した。 その他のアーティストのアルバムやTV、ゲーム·ミュージックなどに曲を提供したり、編曲·プロデューサーを担当した。T-SQUARE脱退後、1999年に自身のオリジナル曲と日本の唱歌を収録したピアノソロアルバム「たからじま」を発売し、2001年に共に演奏活動をしてきたネオソウルバンド「DRUM & LOVE」のアルバム「Exit Brooklyn」を発表する。 特に、02年にはオリジナル曲とカバー曲を盛り込んだソロピアノ4部作を相次いで発表するほど、創作意欲にあふれるミュージシャンだ。 現在はビッグバンド、オーケストラなど、セミクラシックからポップ、ジャズに至るまでジャンルを超えて多様な分野で実力が認められている。 彼のオリジナル作品は叙情的なメロディーに洗練された美しいハーモニーが特徴で、暖かくて力のある彼の演奏は聞き手の心を動かすピアニストとして定評がある。 高校の同窓生でT-SQUAREと共に日本フュージョンジャズの両雄であるCasiopeaのドラマー神保彰と、同じく同窓生であるギタリストの鳥山雄司とで25年ぶりに会って結成したスーパーバンド「PYRAMID」は完璧なテクニックとハーモニーを誇り、世界有数の権威を誇る日本のジャズ専門誌ADLIB選定2005年JAZZFUSION部門1位を受賞している。

ディスコグラフィー

Sweet Memory (2005)
T-SQUAREのキーボーディストからピアニストの和泉に至るまでの彼の名曲を網羅した韓国で初めてリリースされたベストアルバム。 「White Mane」、「Twilight In Upper West」、「Sweet Sorrow」、「Omens of Love」などT-SQUARE最高のヒット曲をはじめ、ソロ転向後のオリジナル曲をピアノソロで鑑賞できる特別な機会だ。和泉の透明で澄んだピアノ旋律はT-SQUAREのファンだけでなく、ピアノを愛する音楽ファンにも大きくアピールするアルバムだ。 イム·ヒョンジョンの「愛は春雨のように、別れは冬雨のように」、イ·ギュホの「ウソ」を和泉ならではのスタイルに編曲している。

A Promised Movement (2004)
発売前から国内の和泉マニアたちの話題を集めた「Sky, So Blue」やT-SQUAREの「Friendship」アルバムに収録され多くの人に愛されている「Maybe Tomorrow」をはじめとするオリジナル曲と共にPat Metheny Groupの名曲「Travels」とStingの代表作「Fragile」などのカバー曲を新たに解釈した。

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プロフィール

村上聖 ベース
1966年大阪生まれの作曲家、ベース奏者。幼少時代からクラリネットクラシックギターを覚え、クラシック音楽の素養を備えたベース演奏でロック、ジャズ、ポップスなど、ジャンルを超えた幅広いジャンルの演奏を披露している。 スタジオ録音とライブ演奏セッションで活発に活動している。 演奏のみならず、作·編曲においても様々なジャンルにわたる幅広い活動を展開している。 2001年にはT-SQUAREのサポートメンバーとして日本ツアーを共にした。 2005年11月、アコースティック·ギタリストの榊原長紀とデュオユニット「MELODICA」を結成し、同名のアルバムもリリースした。

榊原長紀 ギター
1960年東京生まれ。中川晃教米倉千尋Baby Boo、SORAなどのツアーに参加したことがある。 アコースティックギターの温かさと優しさを追求する。 現在はアコースティックギターをメインに、様々なアーティストのサポートやファイナルファンタジーテーマ曲「Eyes On Me」を演奏するなど幅広く活動をしている。 村上聖と共に「MELODICA」を結成し、同名のアルバムを発表している。 ソロアルバムには「Relax」(2002年)、「Smooth Guitar」(2003年)がある。

板垣正美 ドラム
1965年埼玉県生まれ。中学生の時ビートルズに憧れてドラムを始めるようになった。 ロック、ポップ、ソウル、ファンク、フュージョンジャズ、ラテンなどのジャンルを問わずオールラウンドで活動中である。 2003年2月に三味線のアメリカツアーに参加して以降、2年半の間3回アメリカツアーに参加し、この秋も国内ツアーに参加する予定だ。 最近は小比類巻、米倉千尋白鳥英美子Baby Booらの公演に参加した。


オープニングアクト: MELODICA

「MELODICA」は村上聖と榊原長紀が結成したユニット。心を深く揺さぶる力を持ったベーシストの村上聖のメロディーと、メロディーを美しく奏でるギタリスト榊原長紀のアコースティックギターパフォーマンス、そして2人の独特の楽天的なサウンドと心落ち着くメロディで感性的な調和を成したアルバム「MELODICA」。ハーモニーを奏でる彼らだけが持っているストリングの深いサウンドで旋律を美しく表現する。

マスタークラス

和泉宏隆は公演に先立ち、9月5日にヤマハアーティストサービスソウルでマスタークラスを開催した。 今回のマスタークラスは、従来の他のクラスとは違って、音楽専攻者だけでなく、一般人により身近に感じてもらうために無料で参加者を募集した。 マスタークラスは、約2時間、「例を使った和泉式ピアノ練習のノウハウ」、「ソロと即興演奏を向上させるための方法」などの講義と質疑応答の順に行われた。

2006.9.5 ヤマハアーティストサービスソウル

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韓国のファンからのコメント

心から出てくる演奏、音の豊かな使い方 ⚪︎コ·テギョンさん

とてもメロディーがすばらしい。和泉宏隆先生はとてもかっこよく見えました。先生の謙虚さと歌うような音楽がとても参考になりました。 ほんとうにありがとうございます。 ⚪︎チェ·ヒョンジョンさん

私の心の中に深く残る国を残してくださってとても幸せです。これからも、いつもいい音楽で幸せをください。 韓国によく来てください。 ⚪︎パク·ゲヨンさん

本当に触れたい音楽家の中の一人であり尊敬します。 感受性を刺激するプレイと作品に感動して感嘆します。 これからも良い作品たくさん作ってください。 ⚪︎チョン·スホさん

和泉さんの演奏がどんどん心をノックしますね。ドアを開けざるを得ません。 ⚪︎ イ·ジョンファンさん

幼い芽が開いた草むらに空を眺めて横になってミツバチと暖かい海風がやってきたような感じ。ご一緒できてよかったです。 ⚪︎イ·ギチャンさん

The Autumn of 75を聴いて以来、和泉さんは私にとって秋をイメージします。30周年を迎える今回の公演。 ソウルで描かれるThe Autumn of '06を胸をときめかせて待っています。⚪︎ ID:シルバーレイン

Takarajimaは、この地球上で最も美しい音楽の一つではないかと思われるほど好きな曲です。 多くの名曲が和泉さんの繊細な節回しで披露されて、美しいシーンになって韓国全域に広がることを期待しております。 ⚪︎ ID: ムカイアニム

ロピアニストとして戻ってきた和泉さんの演奏は、地上で最も美しいメロディー ⚪︎ID:スカイライン

和泉さんの美しく無限の想像力から生み出される音楽、純粋で胸に響くメロディ、指から広がるハーモニーを聴いて、私はこの世に生まれて本当に良かったという新鮮な気持ちになりました。和泉さんの音楽に出会うことは人生においてかけがえのない体験になるでしょう。⚪︎ ID:ベンジアジ

和泉宏隆

お元気ですか? 現在テレビドラマ作曲家そしてエンジニアとして活動しているソン·ジョンチェです。 私の音楽のメンターである和泉さんのデビー30周年記念単独コンサートでこのような感謝の手紙を贈る機会に恵まれてとても感激しています。私が和泉さんを知ったのは学生時代、友人の家で T-SQUAREのアルバムを聞いてからです。 その中でも和泉さんが作曲した全ての曲に心躍りました。当時クラシックの作曲を勉強していた私は、他のジャンルに飢えていたので、和泉さんの曲の進行と演奏は新鮮な衝撃そのものでした. 韓国でも人気の T-SQUARE時代の「Dandelion Hill」、「Takarajima」、「Omens of Love」の他、ソロアルバムの収録曲を楽譜に移して分析し、公演映像を見ながら一日中休まず練習しました。 そんな中、私に一生忘れられない夢のような事件がありました。 当時「Team Euphony」というバンドを結成して鍵盤奏者として活動しながら2002年から現在までT-SQUAREの主要曲を演奏してきましたが、2004年12月に「T-Square & Dimension Joint Concertin Seoul」のオープニング舞台を飾るバンドオーディションで当チームが優勝し、2日間のオープニングを飾った光栄な経験がまさにそれです。 たやすく明確なテーマを持って洗練されて熱情的に発展させながらも、しかし決して度が過ぎることがない和泉さんの音楽は私の音楽的感受性に大きい影響を及ぼしました。特に T-SQUARE時代に作曲されたバンドのための曲をピアノソロに編曲した簡潔なテーマ、そして節制された即興演奏で和泉さんの素朴な心が感じられました。 叙情的なテーマを繰り返し、率直に語りかける物語、そして再び最初に戻る構成がいかに謙虚で心が落ち着くように感じられるのか、まるで対話をしているような気がします。 また、1日を4つに分けた4枚のアルバムの中で「14 to 18 Afternoon」と「22 to 26 Midnight」に収録されたブラームスの「Intermezzo Op 118-2」とドビュッシーの「Clair De Lune」の演奏で現われた繊細なタッチ一つ一つを通じて「節制の美」と「基本に忠実である」という巨匠の姿を改めて確認することができます。 いつも明るく慎重な彼の音楽を一言でまとめるなら、「本当に率直な音楽」だと言いたいです。 演奏の中でまるで「私、和泉宏隆はこんな気持ちで演奏します」というメッセージが聞こえるようです。 日本では、どうして胎教や精神療法の音楽としても使われているのか理解できます。 「ピアノトリオとギター」構成としては初めて開かれる今回のコンサートで和泉さんの心の宝島(Takarajima)からどんな音楽の贈り物を取り出して見せてくださるかすごく楽しみです。 それではわくわくする気持ちで 公演場でお会いしましょう。 ソン·ジョンチェ(KBSドラマ作曲家、サウンドエンジニア)