PYRAMIDの鳥山雄司さんと神保彰さんがゲストで出演されるイベントがあり、つくばに聴きに行ってきましたー!
会場を待ちながらわくわく! かなりの人が待ってらっしゃいます(^ω^)
どの席からもステージが見やすくてよかった! 真ん中あたりに陣取りました。今回は鳥山ファンのお友達も一緒なのでさらに楽しい(*´∀`*)
作曲家・音楽プロデューサーの小倉良さんが司会で、毎回いろんなゲストを呼んで音楽の話をし、ミニライブをされるんだそうです。
去年は鳥山さんと和泉さんがゲストで出演される予定でしたが、コロナ禍で中止に。そして和泉さんが急逝し…ということで、聴けず残念だった(´・ω・`)
今回は鳥山さんと神保さんがお2人で出演されます。
小倉さんの呼び込みでお2人がステージに登場し、まずはお2人のプロフィールを紹介しながら、楽しく会話が始まりました。小倉さんと鳥山さんは松田聖子さんのプロデュースで100曲近く一緒に作られたんだとか。仲いいんですねー(^ω^)
お2人の音楽との出会いの話になり、鳥山さんはお父さんが進駐軍のベースキャンプでギターを演奏していらっしゃったもののプロは諦めたので「息子は絶対にギタリストにさせる」と思ってらっしゃったそう。「0歳からウクレレを持たされていたんですよー。他のおもちゃは禁止されていて、ガラガラとかも音感が悪くなると言って一切使わなかった」というので、すごい英才教育だな!と驚きました(^ω^)
神保さんはグループサウンズ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)を聴いてドラムに興味を持ち、お茶碗を箸で叩いていたら、親が「この子はドラムの才能があるかもしれない」と思って、中1のときにドラムセットを買ってくれたところからドラム歴が始まったそうです。でもすぐに飽きてしまって、しばらくドラムから離れていたけど、ラジオから流れてきたボブ・ジェームスさんのFeel Like Makin' Loveを聴いて感銘を受けて、ドラムに本格的にのめり込むようになったんだとかー!
「高校時代にFeel Like Makin' Loveを叩けるドラマーがいるというので一緒にやってみたら、完コピでびっくりした!」と鳥山さんがおっしゃっていました。
今回のトークのテーマは「グルーヴとアンサンブル」だそうで、まずはグルーヴとは何かという話になりました。「直訳すると溝ですが、どうして音楽でグルーヴというんでしょうか?」と神保さんに聞くと、神保さんは「諸説あります」といいながら、「サッカーボールとかはコロコロと均等に転がりますが、アメリカンフットボールやラグビーのボールは均等ではなく、ぐるんぐるんぐるん…とリズムが溝を刻みつけるように転がります。それが四分音符のグルーヴなのではないかと思います」と説明してくださり、実際にドラムを叩いて実演してくださいました。まずはグルーヴのない均等なビート、続いてグルーヴがあるビートを演奏してくださり、四分音符の強弱とビート感がすごくて、なるほどこれがグルーヴかとわかりました!
鳥山さんもそれに加わろうとしたら音が出ないトラブルがありましたが、すぐに問題は解決して、2人でグルーヴのある渋い演奏をしてくださって素敵だった(*´∀`*)
続いてはアンサンブルについて。鳥山さんが「アンサンブルとはたとえば僕の代表曲であるこの曲だと…」といってiPhoneを出してきて、The Song of Lifeをかけてくださり「これはオーケストラバージョンなので壮大ですが、これをソロギターで弾こうと思うとアンサンブルが重要になります」といって、実際に演奏してくださいました。メロディとベースとハーモニーを1人で演奏されるので、そのアンサンブルが大切というお話でした。なるほどー。
それではお2人のアンサンブルを聴いてみましょうということで、ギターとドラムでカバー曲(タイトル失念💦)を演奏してくださいました! 渋かっこよい(*´ω`*)
そのあとはPYRAMIDの話になり、学生時代に一緒に音楽していたけど、鳥山さんが学生時代にセルフプロデュースアルバムでデビューしたのを皮切りに3人がそれぞれに活躍し始め、20年くらい会ってなかったころ、慶應高校の同窓会で何か演奏してほしいと依頼されて、それなら一戦で活躍しているメンバーを集めようということで、和泉さんと神保さんに声をかけたそうです。神保さんは都合が合わなかったそうで、鳥山さんと和泉さんが2人で演奏したら、思いのほか楽しかったので、これはバンドとしてやろうということになり、O!kay Boysができたんだそうです! 始まりの話を詳しく知らなかったので、話を聴けてうれしかった(*´∀`*) それにしてもさすが豪華なライブ…
「和泉くんがいなくなってしまったけど、今日はハードディスクで和泉くんを連れてきました」とおっしゃるのでもう涙がうるうるになってしまいました🥺 うれしい…
いよいよPYRAMIDのライブ!
まずは何の曲かな…と思ったらGolden Landでした♪
和泉さんのピアノ〜!😭と涙があふれ出ます。とっても素敵だったー(*´∀`*)
続いてはNight Stream。神保さんのタイトなドラムがかっこいい。
MCで、Night Streamは当時Ustreamが流行っていたのでそれから名前をつけたとおっしゃっていました。「そういえばあの頃にPYRAMIDのレコード制作の様子を配信したら、視聴者の数が日本一になったよね!」とおっしゃっていました。私はその頃のことを知らないので、見てみたかったなあ(*´∀`*)
ちなみにGolden Landはタイ航空のイメージソングとして書いたけどコンペで落ちたらしいよーとおっしゃっていました。なるほどー、タイのイメージなのか!
続いては、Seed of Hapinessでした♪
神保さんが「僕の曲を2曲も選んでくれてうれしい」とおっしゃっていましたが、ギターがメロディをとる曲を中心に選んだそうです(^ω^)
聴いてるとまさに幸せの種でハッピーな気持ちになりました。
神保さんにとっての幸せの種はお孫さんだそうです。「孫が机をバンバン叩く様子に非凡な才能を感じる」「ベビーザらスで子供用のドラムを見つけたけど、今度買ってみようかな?」とおっしゃっていたので、英才教育するのかな(^ω^)
続いては、D'accord!
この曲をライブで聴ける日がくるとはー! なかなか演奏されるのが珍しい曲なのでうれしかったです!
鳥山さんが「この曲はもともと『PYRAMID』というタイトルだったんだけど、バンド名をどうするかと話し合ったときに、神保くんは『O!kay Boysのままでいこう!!』と言って、僕と和泉くんはうーん…となって考えていたら、じゃあこの曲のタイトルから『PYRAMID』にする?という案が出て、バンド名になったんですよー」とおっしゃっていて、そんな話が聞けてお得だ〜(*´∀`*)と喜びました。
そしてアンコールでもう1曲!
Whenever You Wantでした! 豪華で楽しい気持ちになるー! 鳥山さんのソロではギターを弾きまくってらっしゃってかっこよかった!
すばらしかったー!
和泉さんのパートになると目をつむって聴きましたが、和泉さんがピアノを弾いている様子がまぶたの裏にありありと浮かんできて、和泉さんが目の前で弾いてくれている!と感激して涙があふれました!
.˚‧º·(இωஇ)‧º·˚. 感激…!!
貴重なお話がたくさん聴けて、和泉さんの音も聴けて、とっても幸せでしたー。゚(゚´ω`゚)゚。 感涙…
楽しかったです!
鳥山さんはギターを計4本持ってきていらっしゃいました。神保さんのドラムはシンプルに!
<セットリスト>
Golden Land
Night Stream
Seed of Happiness
D'accord!
Whenever You Want
終演後は友達と宴会〜! 鳥山さんや和泉さんのことを語れて楽しかった(*´∀`*)♪♪♪